Name |
カメノコフシエラガイ
Pleurobranchus peroni |
Place |
三重県志摩町(2000.03) |
Length |
100mm |
Date |
2000.03.19 |
Point |
三重県志摩町あづり浜 |
Depth |
-3m |
Temp |
16℃ |
冬季に、内湾性の岩礁域の岩の隙間にて観察。
おそらく夜行性だと想像できるが、ここまでの大型種が何度も入って入るこのポイントで今まで発見できていないことがある意味不思議である。
この日の1本目で卵塊を発見したが、何の卵塊かわからなかった。卵塊の大きさから大型のウミウシの卵塊であるだろうとは思っていたが近くの岩の下なども探したが見つからなかった。
2本目の終盤にまたもや同様の卵塊を見つけ、ふとその奥を見ると2匹ペアで存在していたのが上記の写真である。ピンクの斑模様の個体と真っ赤な個体がペアでいたので外見は異なるものの同種であろうと思われる。もしかしたら産卵中だったのかもしれない。
当初ペロニとしていたが、各種図鑑を見て検討した結果、Pleurobranchus
hiraseiとP. peroniは、シノニムであるとの意見を尊重し学名はP.peroniを和名はカメノコフシエラガイを採用した。 |