Name |
セスジスミゾメミノウミウシ
Protaeolidiella juliae |
Place |
和歌山県串本町(2000.06-07) |
Length |
50mm |
Date |
2000.06.18 |
Point |
和歌山県串本町グラスワールド |
Depth |
-6m |
Temp |
22℃ |
春季に周囲に珊瑚礁があるような温暖な海にて観察。
大きな根のボトム付近にあるウチワ(ウミヒドラの仲間)についていた個体。最初に卵塊を見つけ、ウミウシもいるかな?と探してみたものの容易には見つからなかったのだが、なんとか見付けたもの。
写真で見ると判りやすいのだが、実際に肉眼で見ると非常に周囲の環境と同化していて判り難い。事実私が写真を撮っていると周りに何人かの人が集まってきたが撮っている被写体が何か判らず怪訝な様子で離れていく人がほとんどであった。
私自身ウミウシ全体がなんとか入った写真は撮った数カットの内、この1カットのみであった。このカットも構図的にはかなり難があるのだが、これが一番まともなカットであった。ウミウシがいるのは判るがファインダー越しだとさらに分かり難く、ある程度直感で撮ったようなものである。
ラドマン博士は本種とスミゾメミノウミウシを同種と考えているようだが、私が観察した範囲においては両種の生息環境は異なっているように思える。
|